顔の脱毛を検討する場合、まず決めなければならないのが医療脱毛にするか、それともエステ脱毛にするか?ということです。医療脱毛とエステ脱毛では使用している脱毛器がまったく異なりますので、脱毛効果や施術回数、施術時の痛み、費用などにも差が生まれます。
それぞれにメリット、デメリットがありますが、自分のニーズや目的に合った脱毛方法を選ばないと後悔してしまうことになりかねません。
まずはそれぞれの特徴や長所・短所をしっかり理解して、自分にはどちらの方法が合っているのかちゃんと見極めてから顔脱毛を受けるようにしましょう。
ここでは医療脱毛とエステ脱毛を徹底比較し、それぞれの特徴をわかりやすくまとめてみました。
医療脱毛とエステ脱毛は具体的にどこがどう違うのでしょうか?まずはその違いからチェックしていきましょう。
医療脱毛はその名の通り医療行為に該当するため、皮膚科や形成外科、クリニックなどの医療機関でなければ受けることはできません。
一方、エステ脱毛は医療行為ではないので、エステサロンや脱毛サロンなどで施術を受けることが可能です。
医療脱毛で導入されているマシンはダイオードレーザーやアレキサンドライトレーザー、ヤグレーザーといった医療レーザー脱毛器で、強力なパワーを発揮するところが特徴です。
一方、エステ脱毛ではSSC脱毛やIPL脱毛など光エネルギーを利用するフラッシュ脱毛器が用いられます。
もし脱毛後に何らかのトラブルが発生した場合、皮膚科やクリニックで受ける医療脱毛ならその場ですぐに処置を受けることができます。
一方、エステサロンは患部を冷やすなどの応急処置は行えるものの、医薬品を処方するなどの治療行為を施すことはできません。
そのため、ほとんどのエステサロンではクリニックなどの医療機関と提携していて、万一の時は提携先でしかるべき処置を受けることになります。
ここまで医療脱毛とエステ脱毛の違いについて説明しましたが、それを踏まえて医療脱毛を受けた時のメリット、デメリットを紹介します。
医療脱毛のメリットは脱毛効果を中心として主に3つあります。
○メリット1.脱毛効果が高い
医療脱毛で使用する医療レーザー脱毛は、黒い毛にだけ反応する波長のレーザーを照射することで、毛を作る毛母細胞に直接ダメージを与えることができます。
ムダ毛を作る組織そのものを破壊することができるので、一度処理してしまえば二度と毛が生えてくることはありません。
○メリット2.短期間で施術が終わる
医療レーザー脱毛はメカニズムだけでなく、レーザーそのものの威力も強力で、顔脱毛なら平均5回も施術すれば脱毛効果を実感することができます。通う間隔は2~3か月に1回程度なので、1年前後で自己処理いらずの肌を手に入れることができます。
○メリット3.トラブルがあった時にすぐ対処してもらえる
医療脱毛は皮膚科や形成外科、各種クリニックなどの医療機関で行われるため、もし施術後に腫れやかぶれ、赤みなどのトラブルが発生した場合、その場ですぐに薬を処方するなどの対処を行ってもらえます。
帰宅後、数日してから異常があらわれた場合も電話でアドバイスをもらえたり、病院で治療をしてくれたりするので安心です。
医療脱毛は優れた効果を期待できる反面、デメリットもあるので注意が必要です。
○デメリット1.痛みが強い
医療レーザー脱毛は威力が強いぶん、肌への刺激も大きく、人によっては痛みを感じることがあります。特に顔は他の部位に比べて皮膚が薄いので痛みを強く感じる傾向にあるようです。
○デメリット2.肌トラブルを起こすリスクがやや高い
医療レーザー脱毛は毛の黒色だけに反応し、ピンポイントで熱を伝えることができますが、熱量が大きいので周辺の皮膚組織に多少の影響を及ぼすおそれがあります。
中でも顔の皮膚はデリケートなので手足に比べると肌トラブルが起こりやすく、もともと肌が弱い人はもちろん、普通肌の人も何らかの異常を起こしてしまうことがあるので注意が必要です。
○デメリット3.費用が高め
医療脱毛の費用はクリニックによってまちまちですが、顔脱毛の1回あたりの相場は安いところでも15,000円、平均すると20,000円程度とやや高めです。
そのぶん通う回数は少ないのでコスパは良いと言えますが、1回あたりの払う料金が大きいのはお財布に痛いところですね。
脱毛サロンなどでエステ脱毛を受けた場合にも利点と欠点があります。医療脱毛と比較してどちらが自分により合っているかじっくり検討しましょう。
エステサロンで脱毛することのメリットは大きくわけて つあります。
○メリット1.痛みが少ない
エステ脱毛では光エネルギーを照射するフラッシュ脱毛器を取り入れています。カメラのフラッシュのような光を当てるだけなので痛みがほとんどなく、顔全体に照射しても刺激を感じません。当然肌への負担も少ないので、トラブルが起こりにくいところが大きな利点と言えます。
○メリット2.美肌効果を期待できる
エステ脱毛で使用されているIPLはもともとサロンなどで行われているフェイシャルエステにも用いられています。その効果は多岐にわたっていて、シミやくすみをケアしたり、毛穴を引き締めて肌をなめらかな状態に整えたりします。ムダ毛をケアできる上に美肌効果も得られるのは一石二鳥と言えるでしょう。
○メリット3.1回あたりの施術時間が短い
光脱毛機は医療レーザー脱毛器に比べると照射口が大きいため、一度に広範囲を処理することができます。顔はもともと照射範囲が狭いので、エステ脱毛なら5分とかからずに施術を終わらせることができるでしょう。
エステ脱毛は肌へのやさしさや通いやすさで利点の多いサービスですが、一方でエステ脱毛ならではの欠点もあります。
○デメリット1.脱毛効果が弱い
エステ脱毛は肌にやさしい反面、医療レーザー脱毛に比べると威力が低いため、脱毛効果もやや弱い傾向にあります。医療脱毛なら平均5回ほどで効果が現れ始めますが、エステ脱毛の場合はその倍以上時間がかかると思って良いでしょう。
また、永久脱毛ではないので、施術後もセルフケアが必要になることがあります。
○デメリット2.通う回数が多い
効果が出るまでに時間がかかるということは、それだけ通う回数も多くなるということです。費用がかさむのはもちろんですが、何度もサロンに通わなくてはいけないため、手間ひまかかってしまうところが難点です。
○デメリット3.コスパが若干悪い
エステ脱毛は医療脱毛に比べて1回あたりの費用は安く設定されていますが、通う回数が多いので、トータルで見るとコスパが悪くなる可能性があります。
もちろん早めに効果が現れればコストを抑えることができますが、毛質や毛量によっては費用がふくらんでしまうでしょう。
ここまで医療脱毛とエステ脱毛の違いを紹介してきましたが、どちらを選べば良いのかは重視する点によって異なります。ここではどんな人にどちらの脱毛が合っているのか、チェックすべきポイントを紹介しましょう。
脱毛するからにはしっかりムダ毛を処理したい!という人にはクリニックの医療脱毛がおすすめ。医療レーザーの脱毛効果はとにかく強力で、5回程度通えば脱毛効果をはっきり実感できるようになります。
永久脱毛なので一度処理した毛は二度と生えてきませんし、自己処理がいらなくなるのもうれしいポイントですね。そのぶん痛みは強めですが、クリニックによっては麻酔を用意しているところもありますので、痛みに弱い人は麻酔ありのクリニックを探してみるとよいでしょう。
多少時間はかかってもいいから、肌に負担をかけずに処理したいという人はエステ脱毛がぴったり。施術中の痛みはもちろん、施術後に肌トラブルを起こすリスクもかなり少ないので、デリケート肌の人も安心して脱毛できます。
フォトフェイシャルによる美肌効果も期待できますし、サロンによってはオリジナルの美容液でケアしてくれるところもありますので、フェイシャルケアを重視する人は脱毛サロンを選びましょう。
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