顔の医療脱毛の種類や効果、施術回数の目安を説明

美容

顔はマスクでもしていない限り、一年通して人目にさらされる部位です。恋人と接近したときはもちろんですが、鼻の下や口周りのムダ毛はまわりから割と気づかれやすく、同性から引かれてしまうことも……。

そんなことにならないよう、顔のムダ毛はクリニックの医療脱毛できれいに処理しておくのがおすすめです。ここでは顔の医療脱毛の効果や脱毛器の種類、施術回数の目安など基本的な情報をまとめてみました。

顔の医療脱毛のメカニズム

クリニックなどで行われる顔の医療脱毛には医療レーザー脱毛器が用いられます。

レーザー光線には波長の長さによって特定の色、物質にのみ作用するという性質があり、医療レーザー脱毛器では黒色のムダ毛にだけ反応する単一の波長のレーザーを採用しています。黒色でない部分、つまり周囲の皮膚組織には作用しないので肌を傷つける心配がないのが特徴です

脱毛に適したレーザーを照射すると、まず毛穴から覗いた毛に熱が吸収され、やがて毛包全体に熱が伝わっていきます。さらにその熱が広がっていくと、毛を作る毛母細胞が破壊され、二度とムダ毛が生えてこない状態を作り出せる仕組みになっています。

顔の産毛は手足や脇のムダ毛に比べると細くて色も薄いので、かつては医療レーザーでもきれいに脱毛するのは難しいと言われてきました。

しかし現在はレーザー脱毛器の進歩にともない、色素の薄い産毛でもきちんとケアすることが可能になってきています。

顔の医療レーザーにはどんな効果があるの?

では、実際に顔の医療レーザーを受けるとどんな効果が期待できるのでしょうか?ここでは主な効果を3つ紹介します。

効果1.近距離で見られても気にならない

顔の毛は他に比べると色が薄いので遠目だとあまり目立ちませんが、恋人といい雰囲気になってお互いの距離が急接近したら、口周りのムダ毛や顔のムダ毛がしっかり目に入ってしまいます。男性の場合、「女性にはヒゲが生えない」と思っている人が多いので、顔のムダ毛を見られたとたん、幻滅されてしまうおそれも……。

顔の医療脱毛をしておけば、いつ急接近してもあわてる心配はなし。デートの時も堂々としていられます。

効果2.肌荒れのリスクを減らせる

顔のムダ毛を自己処理している人は多いと思いますが、毛と一緒に皮膚組織まで削ってしまうカミソリや、抜く時に毛穴まわりに大きな負担をかけてしまう毛抜きは肌に与えてしまうダメージが非常に大きいことで知られています。

肌が弱い人はもちろん、普通肌の人も自己処理を何度も繰り返すと痛みや赤み、かぶれ、腫れといった肌トラブルを引き起こすリスクが高くなってしまいます。

特に顔の皮膚は他の部位に比べると薄くてデリケートなので、余計な刺激を与えないに越したことはありません。医療脱毛は一度処理してしまえば二度と毛が生えてこなくなりますので、自己処理の手間がなくなり、肌荒れのリスクも軽減することができます

効果3.メイクののりが良くなる

産毛がたくさん生えていると、下地やファンデーション、パウダーなどのベースメイクを均等に伸ばすことができず、全体的にムラのある仕上がりになってしまいます。

医療脱毛で顔の産毛をなくせば、ムダ毛に邪魔されることなくきれいにベースメイクを仕上げられるようになり、化粧のりがぐんと良くなります。

顔の医療脱毛に使用するレーザー機器の種類

ひと言に顔脱毛と言っても、使用するレーザー脱毛器によって得られる効果は若干異なります。

導入しているレーザー脱毛器はクリニックによってまちまちなので、顔の医療脱毛を検討する時はどんなレーザー脱毛器を導入しているのかもきちんとチェックするようにしましょう。

以下では顔の医療脱毛に用いる主なレーザー機器の種類を紹介します。

ダイオードレーザー脱毛器

半導体物質を利用した近赤外線レーザーを発するレーザー脱毛器のことです。波長は800~950nmと医療レーザーの中でも比較的長い方であることから、皮下組織にまでアプローチすることができます。

高い出力のエネルギーを瞬発的に照射するショット式と、低い出力のエネルギーを連続照射してじわじわダメージを与えていく蓄熱式の2タイプがありますが、どちらも痛みが少ないのでデリケートな顔脱毛向きと言われています。

またエネルギーそのものが強く、色素の薄い産毛の脱毛に適していることから、多くのクリニックが顔脱毛にダイオードレーザー脱毛器を採用しています。

日本ではショット式なら「ライトシェアデュエット」、蓄熱式なら「メディオスターNextPro」「ソプラノICE」などが有名です。特に後者は日焼けした肌にも照射できるところが大きな特徴となっています。

アレキサンドライトレーザー脱毛器

755nmとやや短い波長のレーザーを発する脱毛器です。ダイオードレーザーに比べるとそれほど深い組織までエネルギーを照射することはできませんが、そのぶん毛嚢炎などの肌トラブルを起こしにくいというメリットがあります。

また、アレキサンドライトはフェイシャルケアなどにも用いられていて、シミ・そばかす・くすみを改善する美白作用や毛穴の引き締め、コラーゲンの生成促進などさまざまな美肌効果を期待することができます

ダイオードレーザーに比べると多少時間はかかりますが、脱毛と一緒に美肌効果も実感したいという人におすすめの脱毛器と言えるでしょう。

日本では「ジェントルレーズ」のほか、ヤグレーザーの機能も搭載した「エリートアポジー」などが好んで使用されます。

ヤグレーザー

ダイオードレーザーよりさらに波長の長い1064nmのレーザーを発する脱毛器です。脇毛やVIOなど濃いムダ毛の脱毛に使用されますが、顔脱毛に使用することもできます。

ただ、他のレーザー脱毛器に比べると痛みが強いため、顔に照射するとストレスを感じるかもしれません。そのため、麻酔クリームなどを併用して施術するケースも多いようです。

他のレーザーではなかなか効果が出なかった場合に有効ですが、基本的にはダイオードレーザーまたはアレキサンドライトレーザーで脱毛するのが一般的と言えるでしょう。

日本では最もスタンダードな「ジェントルヤグ」のほか、アレキサンドライト機能も搭載している「クラリティ」などが用いられています。

顔の医療脱毛の施術回数はどのくらい?

医療脱毛で効果を実感できるようになる回数は毛質や毛量によって異なります。では顔脱毛の場合、どのくらい施術を受ければ効果が現れるのでしょうか。

効果を実感できるのは5~6回から

医療脱毛は効果が強力なので通常は3~4回ほど受ければ効果を実感できるようになりますが、顔の産毛は色素が薄いぶんレーザーが反応しにくいため、他の部位より効果が現れるのにやや時間がかかります。

それでも体験者の口コミなどをチェックすると、だいたい5~6回目を終えたあたりで顔の毛が減ってきたことを実感できるケースが多いようです。

自己処理がいらなくなるのは8回目あたりから

効果を実感できるようになるのは5回目からですが、自己処理がいらなくなるレベルにまで到達するにはさらに+2~3回ほどの施術が必要になります。

その頃になるとほとんど毛が生えてこなくなり、放っておいてもツルツル状態をキープできるようになるようです

もちろん個人差もありますので、まずは5~6回コースで試してみて、効果を見てから追加するかどうか判断すると良いでしょう。

顔の医療脱毛を受ける時の注意点

顔の医療脱毛を受ける際は、あらかじめいくつか注意しておかなければいけないポイントがあります。

施術後に後悔しないためにも、以下2つの注意点をよく確認しておきましょう。

注意点1.脱毛できる範囲はクリニックによって異なる

顔脱毛は主に鼻下、口周り、頬などのパーツにわかれていますが、クリニックによっては脱毛に対応していない部分もあります。

たとえば鼻下や口周りはOKだけど頬はNGなど。特に頬は産毛が多いせいか、対応しているクリニックが限られていますので顔全体を脱毛したい時は頬の脱毛にも対応しているところを選ぶようにしましょう。

注意点2.日焼けに注意

医療レーザーは黒色に反応する波長のレーザーを照射するので、日焼けしていると表皮や皮膚組織まで影響が及んでしまうおそれがあります。

そのため、顔の医療脱毛を行う時は日焼けしないように注意するか、あるいは日焼け肌でもOKなダイオードレーザー脱毛器を導入しているクリニックを選ぶようにしましょう。

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